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『フェアロット・ジ・エファサタン!』
魔が、獄王の名を叫んだ瞬間だった!体が、霧のような エネルギー膜に包まれていく!
恐らく、ここから獄界に転送されるのだろう。
指輪を外して、未だ体に変化は無い。
段々意識が遠のいてきた。
フィーネもう少しだ……
だが、俺はこれから先に待ち受ける真実と道を……この時は何も知らなかった。