前ページ

『フェアロット・ジ・エファサタン!』

 

 

 

 魔が、獄王の名を叫んだ瞬間だった!体が、霧のような
エネルギー膜に包まれていく!

 恐らく、ここから獄界に転送されるのだろう。

 指輪を外して、未だ体に変化は無い。

 段々意識が遠のいてきた。

 

 フィーネもう少しだ……

 

 だが、俺はこれから先に待ち受ける真実と道を……この時は何も知らなかった。

 


目次

第二節へ