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あどけない笑顔を浮かべて眠るフィーネを見て、私は決意をさらに強固にした。
誰にもこの幸せは邪魔させない!例え全ての天使に 忌み嫌われたとしても!
聞こえるのはフィーネの寝息と、安らかな海の音だけだった。
見えるのはフィーネの寝顔と窓の月だけだ……
何も心配なんかいらない。
そうして、私もいつの間にか眠りの世界へと 引き込まれていった。
殺気の正体……フェアロット……いずれも私が出会う 運命にあるとは知らずに……