詩集へ
〜闇〜


今はもう何も見えない
描いていた未来さえ

出来る事なら飲まれたい
心を隠す暗闇に

砕けた心が泣き叫ぶ
それが傷を深めるとも知らずに

もう何も感じたくない
崩れゆく砂のように

無限に続く黒の中でだけ
私は安らかに眠る

誰も起こさないで欲しい
孤独と理解するまでは

時を動かせる日までは